過去の上演作品

2024年例会

 第290回例会  文学座「五十四の瞳」

日時=4月6日(土) 16時00分開演

会場:FOSTERホール(昭島市民会館)

 作=鄭義信 演出=松本祐子 出演=金沢映実 頼経明子 松岡依都美 たかお鷹 他 

 

瀬戸内海の小島にある朝鮮人学校を舞台に、戦後の日本や在日社会の変化を背景に、日々を精いっぱい生きる庶民の姿を描き出す。 



  第289回例会 オペラシアターこんにゃく座「オペラ 森は生きている

日時:2024年1月28日(日) 14時00分開演

会場:RISURUホール(立川市市民会館)  

原作=サムイル・マルシャーク 台本・作曲=林光 演出=眞鍋卓嗣 出演=こんにゃく座歌役者

 

新しい年を迎える大晦日。年若い女王が4月に咲くマツユキ草が今すぐ欲しいと言い出したために、国中は大騒ぎ。ロシアの森を舞台に1月から12月までの<月の精>たちと人間たちが織りなす物語を、12人の歌い手とピアニストによってお贈りします。



2023年例会

  第288回例会 劇団青年座「シェアの法則

 日時:2023年12月9日(土) 16時30分開演 

会場:FOSTERホール(昭島市民会館) 

作=岩瀬顕子 演出=須藤黄英 出演=山本龍二、岩倉高子、佐野美幸、森脇由紀 他

 

年齢も職業も国籍も異なるワケアリの面々が住むシェアハウスが舞台。テレビや冷蔵庫の共有から生じる些細なもめごとから、外国人労働者の搾取、多重債務、引きこもり、震災のトラウマ、SNSの風評被害、親子の断絶といった深刻な問題までてんこ盛りのストーリーには、切なくも温かいラストが用意されていて…。



 第287回例会 劇団俳優座「雉はじめて鳴く

日時:2023年9月30日(土) 16時30分開演 

会場:RISURUホール(立川市市民会館)  

作=横山拓也 演出=真鍋卓嗣 出演=若井なおみ、清水直子、天野眞由美、塩山誠司 他 

 

 とある県立高校。国語教諭の浦川麻由は、クラスにモンスターペアレントの母親の問題を抱える舞原健の相談に乗るようになる。そんな折、スクールカウンセラーの藤堂智絵が着任し、二人は意気投合する。その藤堂のもとに健の所属するサッカー部マネージャーの奥野早織が訪れ、「浦川先生と舞原君が怪しい」と衝撃の告白をする…。



 第286回例会 劇団文化座「旅立つ家族

日時=2023年8月5日(土) 17時開演 

会場=FOSTERホール(昭島市民会館)

原作=金義卿 翻訳=李 惠貞 脚色=金珍守・佐々木愛 演出=金珍守 出演=佐々木愛、藤原章寛、高橋美沙、米山実 他

 

 韓国のゴッホとも言われ、不遇のうちに39歳の若さで没した李仲燮(イ・ジュンソプ)の激烈な生と芸術の半生。日本占領下の朝鮮半島に生まれ第二次大戦、朝鮮戦争、南北分断という激動の時代に生きて、日本で絵画を学び日本女性と結ばれる。妻、山本方子(まさこ)との間の200通を超える絵手紙が導き出す、時代と国境を超えた愛と家族の物語です。 



第285例会 劇団1980「素劇 楢山節考」

 日時=2023年6月24日(土)14時開演

会場=福生市民会館 

原作=深沢七郎 構成・演出=関谷幸雄 

出演=柴田義之、山本隆世 他

 

1956年(昭和31年)雑誌中央公論発表とともに文壇に衝撃をもたらし、文芸評論家正宗白鳥が”人生永遠の書”と評した深沢七郎の小説「楢山節考」。

原作が問いかける人が生きる意味、生きとし生けるものの命のつながりを”素劇”ならではの魅力で描き出していきます。



第284例会 劇団 NLTプロデュース 「O.G.」

 日時=2023年4月1日(土)15時30分開演

会場=FOSTERホール(昭島市民会館)

脚本・作曲=まきりか 演出=本藤起久子 出演=旺なつき、阿知波悟美、池田俊彦

 

新宿歌舞伎町に残る最後のキャバレー「ミラクル」もあと1週間で消える運命。スター歌手を夢見て上京して38年、この店のシンガーとして歌い続けている2人の女性。「老い」と「夢」の狭間で、場末の歌手人生が終わろうとしているところに起こった「ミラクル」とは。



第283回例会 劇団民藝「ある八重子物語」

日時=RISURUホール(立川市市民会館) 

会場=2023年2月18日(土)16時開演 

作=井上ひさし 演出=丹野郁弓 出演=篠田三郎、有森也実、日色ともゑ 他

 

舞台は昭和16~19年の花街柳橋の古橋医院。ここに集う人々は、水谷八重子に心酔する古橋院長を筆頭に大の新派マニア。そこへ八重子そっくりの「音楽の様な声」を持つ芸者花代が登場。恋愛事件も巻き起こし、入営日に寝過ごして徴兵忌避者となる学生など、大騒動。